意外と見られてる「背中の脂肪」を効率よく落とす方法は?

猫背などの悪い姿勢や運動不足が続くと、背中にも脂肪が蓄積しやすくなります。薄着の季節は、背中の贅肉が周りに気づかれやすいもの。スラリと引き締まった後ろ姿を手に入れるために、背中のシェイプアップ方法をチェックしましょう。
背中の脂肪を効率よく落とす方法
タオルを使った肩甲骨ストレッチ
肩甲骨周りの筋肉が凝り固まっていると背中全体の血行が悪くなり、脂肪が蓄積しやすくなります。タオルを使って簡単にできるストレッチで、肩甲骨周りをほぐしましょう。なお、慣れないうちは少ない回数から始めてOKですよ。
①フェイスタオルを両手で持ち、手の間を肩幅よりやや広めに空ける
②腕を上げて、タオルを頭上に掲げる
③タオルが首の後ろに来るように腕を曲げる
④肩甲骨が動いているのを意識しながら、10回くり返す
⑤タオルを持った手を前に戻す
⑥腕を上げて、タオルを頭上に掲げる(②と同じ体勢)
⑦腕を伸ばしたまま後ろに倒し、胸を張る
※肩甲骨が体の中央に寄っているのを意識しましょう。
⑧タオルを頭の上を通って体の前に戻す→後ろに回すを交互に10回くり返す
背中の筋肉トレーニング
成長ホルモンは新陳代謝に深く関わるホルモンで、分泌量が低下すると代謝が下がり、太りやすくなるといわれています。実は、この成長ホルモンも睡眠中に多く分泌されているため、睡眠の質が低下するとダイエットに悪影響を及ぼしてしまうのです。
運動量の低下も太りやすくなる原因に
背中を引き締めるためには、筋肉を鍛えることも大切です。寝転んだままできる筋トレは、起床後や就寝後などにおすすめ。日々の習慣にして、キュッと引き締まった背中を目指しましょう。
①ベッドやマットの上でうつ伏せになる
②腕は体の横に自然に添わせる
③腹部は床につけたまま、上半身と足を上げて少し浮いた状態にする
※背筋を使っていることを意識しましょう。
④自然な呼吸をくり返しながら10秒キープする
⑤ゆっくり元の姿勢に戻る
⑥5~10回くり返す
脂肪を燃焼する有酸素運動
すでに蓄積した背中の脂肪を落としたいなら、有酸素運動を取り入れましょう。中でもおすすめの有酸素運動は、ウォーキングとラジオ体操。どちらも肩甲骨や腰周りをしっかり動かすため、背中の脂肪燃焼に効果的です。
■ウォーキングをするときのポイント
•背筋を伸ばす
•肩甲骨を意識しながら腕を軽く振って歩く
•1回20分以上、週に2~3回程度おこなう
■ラジオ体操をするときのポイント
•第一と第二の両方をおこなう
※慣れないうちは第一のみでも◎、慣れたら第二もおこないましょう。
•背中の筋肉を意識しながら体を大きく動かす
•できるだけ毎日の習慣にする

背中の脂肪対策で後ろ姿美人を目指そう
今回は、これからの季節に気になる背中の脂肪の落とし方をご紹介しました。背中は肩や腰、お尻などと密接につながっていますから、引き締めれば体全体がスッキリ整っていきます。早めに行動して、憧れの美しい後ろ姿を手に入れましょう!
記事監修:オルト株式会社
作成日:2025/06/02