最終更新日:2025/07/15 16:29


 

梅雨時期は肌荒れが起きやすい? 意外な理由と正しいケア方法

 

 

 

「梅雨になると、なんだか肌の調子が悪くなる」と感じていませんか? 実はこの時期の肌荒れに悩まされている方は意外と多く、一度起きた肌トラブルが長引きやすいともいわれています。なぜ梅雨になると肌荒れが起きやすいのか、健やかな肌を保つケア方法とあわせて見ていきましょう。

 

 

梅雨に肌荒れが起きやすい理由とは?

 

皮脂や汗の増加

 

湿度や気温が高くなると、おのずと皮脂や汗の分泌量も増加します。皮脂は適量であれば肌の乾燥を防いでくれますが、過剰になるとテカりや毛穴の詰まり、ニキビなどを招いてしまうもの。また、汗をかいたあとに放置していると雑菌が繁殖し、かゆみや湿疹などを引き起こすことがあります。

 

エアコンによる乾燥

 

梅雨の時期は、気温の上昇にともなってエアコンを使うシーンも多くなります。エアコンによって涼しくなると体は楽になりますが、空気が乾燥し、肌のうるおいまで奪われてしまうことも。その結果、肌のゴワつきや吹き出物、敏感肌の症状などを招く恐れがあります。

 

紫外線対策不足

 

「天気が悪い日は、紫外線対策をしなくても大丈夫」と思っていませんか? しかし、肌にダメージを与える紫外線は年中降り注ぐといわれています。また、梅雨でもいきなり晴れて、直射日光を浴びるシーンが意外とあるものです。梅雨だからと紫外線対策を怠っている方は、肌荒れを招く恐れがあるでしょう。

 

 

 梅雨時期の肌荒れ対策スキンケア

 

洗顔は1日2回、やさしく丁寧に

 

健やかな肌を保つためには、まず汚れを落として清潔に整える必要があります。朝と晩の1日2回、洗顔をして過剰な皮脂や汗を洗い流しましょう。
ただし、ゴシゴシと強く洗うと肌を傷つけてしまいます。顔の皮脂と汗は、軽く洗う程度で十分落ちるもの。洗顔料の泡を肌の上で軽く転がしたら、やさしくすすぎ流してくださいね。
 

保湿ケアは肌の状態に合わせて

 

洗顔後の保湿ケアは、肌の状態に合わせて調整することが大切です。冷房のきいた部屋にいて肌が乾燥しがちなら、春先と同じような高保湿ケアをおこないましょう。対して湿度が高い部屋にいて肌がベタつきがち、またはオイリー肌なら、油分の多いクリームより、水分が多めの保湿ジェルなどを使うと効果的です。肌の状態をしっかり観察して、最適なケアをおこなってくださいね。

 

梅雨でも紫外線対策を怠らない


たとえ梅雨でも、紫外線に対する油断は禁物です。日焼け止めやUVカット効果のあるメイクアイテムを使って、うっかり日焼けを防ぎましょう。UVカット機能のある帽子や日傘を併用したり、日焼け対策用のサプリメントで体の内側からケアしたりするのも効果的です。


過剰な皮脂や汗はティッシュでオフ


過剰な皮脂や汗をそのままにしていると、油分の酸化や雑菌の繁殖を招く恐れがあります。日中にテカりやベタつきが気になるときは、軽くティッシュオフして取り除きましょう。
なお、オフしたあとはUVカット効果のあるルースパウダーを重ねると◎。紫外線対策になると同時に、肌のベタつきや毛穴の目立ちも防げます。
 

 

 

 

丁寧なスキンケアで「梅雨でも美肌」を目指そう

 

今回は、梅雨に起きる肌荒れの原因や対策方法についてお伝えしました。梅雨に入ると髪がまとまらなくなったり、汗の匂いが心配になったりと、さまざまな不快症状が増えるもの。せめて肌の状態は美しく健やかに保つために、丁寧なケアを取り入れてくださいね。

 

 


 

記事監修:オルト株式会社

作成日:2025/07/01